テキスト入力形式

このSTEPでは、テキスト入力フィールドを持った項目を追加します。
これは「求人情報のタイトル」のような項目の事です。

テキスト入力形式のフォームパーツの例

今回は例として、求人情報の項目に「サンプル」という項目を追加します。
テキスト入力形式の項目の追加は以下のような手順で行います。

デザインテンプレートを開く

まず、項目を追加したいページのテンプレートを開きます。
今回は、求人情報の登録項目を追加しますので、下記のテンプレートを開きます。
又、登録ページと併せて編集ページの作業も行うと効率が良いでしょう。

jobsystem/template/pc/job/Regist.html
jobsystem/template/pc/job/Edit.html ※求人情報の編集フォーム

上記のテンプレートは、企業がログインした状態で以下のURLから表示されるページの物です。
※当システムではページ毎に閲覧制限などを設ける事ができます。ページの閲覧制限を使用?

設置先のURL/regist.php?type=job

デザイン上に項目を追加する

まず、デザイン上に項目を追加しましょう。

サンプルという項目を表示に追加した例

通常のソースコードの例

<tr>
<th>サンプル</th>
<td colspan="3"><input type="text" name="sample" size="50" maxlength="100" /></td>
</tr>

フォームパーツを含むHTMLソースは大抵このような感じで書くと思いますが、
これを、当システムのフォームパーツの書き方に変更して下さい。

以下のテキスト入力フォームを出力するコマンドコメントを記述します。

<!--# form text sample 60 60 #-->

このコマンドコメントは以下のような意味を持つ物です。

  1. フォームパーツを出力しなさい
  2. テキスト入力フォーム形式で出力しなさい
  3. フィールド名はsampleにしなさい
  4. 入力フォームのsizeは60にしなさい
  5. 入力フォームのmaxlengthは60にしなさい

この変更を保存してFTPでアップロードし、一度表示を確認してみましょう。

コマンドコメントで書いたコードがテキスト入力フォームで表示されていますか?

それでは、ここに入力されたデータを実際にデータベースに登録できるようにしましょう。

データを格納するフィールドを設定する

まずはフィールドの設定を行います。

以下のファイルを開いてください。

jobsystem/lst/job.csv
jobのフィールド設定ファイルをエクセルで開いた画像

エクセルで開いた場合、上の画像のようになります。

以下は、このファイルのA列からF列までのデータの説明です。

A列B列C列D列E列F列
フィールド名データ型文字列の長さ登録時必須チェック編集時必須チェック入力内容チェック

※より詳しい説明・入力例は項目定義ファイルを確認してください。

今回、入力する必要がある項目はA列とB列のみです。
A列にフィールド名「sample」を、B列にはデータ型「string」をそれぞれ入力します。

※今回の例では、必ず一番最後の行に追加して下さい。

sampleというフィールド名を追加した例

これを、保存しFTPで以下の場所に上書きアップロードします。

設置先URL/lst/job.csv

アップロードが終わったら、tool.phpにアクセスしパスワードを入力し認証を行って下さい。
初期パスワードはreadme.txtを確認してください。

tool.phpからデータの再構築を行う

このままjobインポートをクリックすると、データが初期化されてしまいます。
今回は現在のデータを維持したまま、フィールドをセットしなおしたいだけなので、手順を一つ増やします。

jobエクスポートをクリックし、SQLデータベースの内容をサーバー上でデータを書き出します

その後、jobインポートをクリックし、もう一度SQLデータベースにデータを流し込みます。

※項目を最後に追記する形を取っていない場合は、エクスポート後にCSVをダウンロードし、編集する必要があります
※既存データの位置に変更が入らない場合のみ、上記の手順を行う事ができます
※この手順を行った場合は、作業後にFTPからtdb以下のjob.csvを削除しましょう。もしくはアクセス制限を掛けておく

データを表示する

これまでの手順で、データを登録する事が出来るようになりました。
それでは、登録したデータを表示させる為にテンプレートを修正しましょう。

まず、登録内容の確認ページでデータを表示させる必要があります。
登録内容の確認ページのテンプレートは以下のファイルです。

jobsystem/template/pc/job/RegistCheck.html

入力されたデータを表示する為のコマンドコメントは次のように記述します。

<!--# value sample #-->

実際にデザインに組み込んだコードは次のようになります。

<tr>
<th>サンプル</th>
<td colspan="3"><!--# value sample #--></td>
</tr>

登録確認ページの他にも最低限、下記のファイルを修正しデータが表示されるようにして下さい。

jobsystem/template/pc/job/EditCheck.html ※求人情報の編集内容の確認ページ
jobsystem/template/pc/job/Info.html ※未ログイン時に見た求人情報の詳細ページ
jobsystem/template/pc/job/InfoAdmin.html ※管理者から見た求人情報の詳細ページ
jobsystem/template/pc/job/InfoLogin.html ※求職者がログイン後に見る求人情報の詳細ページ
jobsystem/template/pc/job/InfoMy.html ※求人企業がログイン後に自分の求人情報を見たときのページ
jobsystem/template/pc/job/DeleteCheck.html ※求人情報の削除確認ページ

関連するテンプレートの修正が終わったら、FTPで上書きアップロードします。

実際に追加した項目のデータを表示した例

最後に、追加した項目の登録や編集を行い動作の確認を行って下さい。

登録や編集、データの表示は上手くいきましたか?

 

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